毎朝起きるのがつらくてモヤモヤしながら朝支度をしている人は多いのではないでしょうか。
朝目覚めが悪い原因の1つに睡眠の質の悪さが挙げられます。そのため、質の高い睡眠をとれば朝すっきり起きられる可能性は上がっていきます。
どのような行動をとっていけば睡眠の質が上がっていくのか紹介します。
睡眠はなぜ必要?
睡眠には以下のような効果があります。
記憶の整理
記憶を脳に定着させる
疲労回復
心身の疲れをいやす
修復・維持
傷ついた細胞の修復や免疫細胞、免疫力の維持
私たちが寝ている間にこれらを行っているため、睡眠はとても大切だということがわかりますよね。
睡眠の質が上がる行動
睡眠時間は6~9時間にする
理想の睡眠時間は人それぞれで、年齢や体質によっても変わります。
絶対的な基準がないため、自分が何時間寝れれば気持ちよく起きれるのかを知っておくことが大切。
目覚ましに頼らない
目覚ましを大きい音や強い音にすると、脳が危険信号だと認識して急に起きるため睡眠の満足度は下がってしまいます。
理想は日の光で自然に目が覚める状態。
カーテンを少し開けて日の光が入るようにするのが簡単です。起きる時間に近づくにつれて明るくなる目覚まし時計なども売っています。どれが自分に合うのか試してみるのがいいでしょう。
どうしても目覚まし時計じゃないと起きれない人は、柔らかい音に変えてみるという手もあります。
寝る直前に食事をしない
寝る直前で胃に食べ物が入ると、消化活動を始めてしまいます。その結果、脳が興奮してなかなか寝付けなかったり浅い眠りになってしまいます。
睡眠の質を上げるために、寝る2時間前は食事をしないようにしましょう。
寝る直前にスマホを使わない
夜はメラトニンという、体内時計を調整して睡眠へと誘導するホルモンが多く分泌されます。
しかし、夜にスマホの光を浴びるとメラトニンの合成が抑制されてしまいます。
そうならないためにも、寝る2時間前にはスマホをなるべく使わないようにしましょう。
お風呂に入る
眠りにつく際に、深部体温を下げて身体と脳を回復させる仕組みがあります。この時に、体内の温度が下がることで眠気を感じるようです。
寝る1~2時間前にお風呂に入ると、ちょうどいいタイミングでこの仕組みが起きるので気持ちよく眠りにつくことができます。
寝る前に温かい飲み物を飲む
温かい飲み物を飲むことで、深部体温が上がります。
あとはお風呂に入った後と同じように、身体が冷えていくことで眠気を感じることができます。
気になることを書き出す
気になることがあると、そのことをずっと考えてしまってなかなか寝付けないことがありますよね。
気になることは紙やスマホに全部記録してしまいましょう。そうすることで、頭の中を空っぽにしてすっきりしたまま眠りにつくことができます。
寝る前のマッサージや深呼吸
副交感神経を優位にすることで眠りにつきやすくなるそう。おもに体がリラックスしているとき、副交感神経が優位になっています。
マッサージや深呼吸をすることで副交感神経が優位になるため、より良く眠りにつくことができます。
睡眠の質を上げて本来の力を発揮
人間は人生の3分の1を睡眠に費やすといわれています。
そのため、活動中に人間本来の力を発揮するためには睡眠の質にもこだわる必要がありそうですよね。
自分が続けやすいものから少しずつ試していくのがおすすめです。
寝つき具合や寝起き具合を確かめて、何が自分に合っているのか確認していきましょう。
質の高い睡眠をとることで力を発揮し、前向きな人生を送っていきましょう!
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